金 峰 山    
       
    2015年8月6日(木)〜8月7日(金)



       1日目  晴れから雷雨
        2日目  晴れ


       地図   金峰山 ・ 瑞艢山


       参加者  5名



 <コース>

8/6 塩山駅(タクシー)9:00―大弛峠10:05〜10:30―朝日峠11:15―朝日岳12:20―金峰山14:00―金峰山小屋14:30(泊)
8/7 小屋6:30―五丈岩7:00〜7:25―砂払ノ頭8:40―大日岩10:00〜10:20―大日小屋11:00―富士見平小屋12:00〜
12:40―瑞艢荘13:30〜14:25(バス)―韮崎駅15:30
 
 連日の猛暑を避けて大弛峠より金峰山目指し出発するが、空模様はどんどん雲に覆われて来る。北八ヶ岳に似たシラビソの樹林帯を行くと、きれいなホシガラスに出会う。朝日峠を過ぎたあたりから、急に土砂降りの雨となり、しばし樹林の中で雨宿りするが止む気配がないので先に進むことにした。

朝日岳に到着するころには小降りとなり、雲の切れ間から目指す巨岩の五丈岩が見えた。しかし朝日岳を下るころにはカミナリが鳴り出し、互いに注意し合いながら先へと向かった。次第にカミナリは遠のき瑞艢山方面が霞んで見えた。この先の巨岩を乗り越え、くぐりしてようやく金峰山の山頂に到着し小屋も見えて来てホッとするが、下り始めると今度はヒョウが降り、雨も降り小屋を目指し慎重に下山した。かたわらに咲くトウヤクリンドウの花が慰めを与えてくれた。

夜半まで雨とカミナリは続いたが、翌日は天候は回復し良い天気の中出発、ひと登りで金峰山のシンボル五丈岩に立つ。八ヶ岳をはじめ南アルプスの山々や富士山の絶景が広がり、写真を撮ったり五丈岩に取り付いたりとしばしゆっくりした。

この先の切れ落ちている岩場を慎重に過ぎて行くと、、岩場に紫のイワシャジンが可憐に咲いていた。大日岩にさしかかると鎖場やロープの下りとなり慎重に下って行った。次第に傾斜はゆるみ、大日小屋、富士見平小屋を通過し無事に瑞艢荘に到着した。不順な天候と変化に富んだコースとで無事の下山にホッとした。
   
 シラビソの樹林帯を行く  枝から枝へと伝わっているホシガラス
   
 朝日峠を過ぎると土砂降りとなる  小降りとなった朝日岳山頂
   
 雲の切れ間から遠方に五丈岩が  霞んで見える瑞艢山
   
 巨岩をくぐり抜ける  ようやく辿り着いた金峰山山頂
   
 岩場に咲くトウヤクリンドウ  金峰小屋へと
   
晴天の山頂 岩の間から広がる絶景  五丈岩のてっぺんにアッタク
 
 五丈岩にて
   
 下山途中振りかえると遠くになった五丈岩  砂払いの頭
   
 イワシャジン  クサリ場の下り
   
 大日岩  慎重に下る
   
 大日小屋分岐  遠くになった大日岩
   
 鷹見岩分岐  富士見平小屋