焼  石  岳


                        2014年8月5日〜8月6日(曇り、雨)
                                                            地図 焼け石岳・石淵ダム
<コース>

8/5 水沢江刺駅9:43〜9:50(タクシ―)―中沼登山口10:50〜11:15―中沼11:40〜12:00―ツブ沼への分岐12:50〜13:10―
銀名水避難小屋14:00
8/6 小屋発5:50―姥石分岐手前7:30―銀名水避難小屋9:00〜10:10―中沼分岐10:45―石沼11:30―金山沢12:55―ツブ沼
登山口14:00(タクシ―)水沢江刺駅15:15
                                                                 参加者   4名
 5日
中沼登山口より出発、中沼へ濡れて滑りやすい木道を注意しながら進む。中沼、上沼は沼のわきぎりぎりにキザミの付けられた木道を行くが、痛んでいる箇所もあり慎重に進む。
上沼からは沢の中も通る道、大きく育ったミズバショウの葉っぱ、アヤメ、カラマツソウが見事だった。ツブ沼コースと銀名水への分岐はまだわずかに残雪があり、雪解け後に咲く花々があたりに彩りを添えていた。銀名水の標識が出ると沢をはさんだ右手の小高い林の中に銀名水避難小屋ある。階段を上がる手前には沢の水を引いた蛇口があって水が豊富に使える。清潔に管理されていた小屋は私達だけの貸切状態で、のんびりとした山小屋でのひと時を満喫した。夜通しうなりを上げる風の音がすごく気になった。
6日
不安な朝を向かえ、濃いガスが立ち込める中出発したが、まもなく本格的な雨となり、風も強さを増して先に進む事が危険と判断し姥石平手前で下山することにした。滑りやすい木道に注意し再び避難小屋へと戻った。
身支度を整え小屋を後にし、中沼分岐よりツブ沼コースを辿った。次第に薄日のさす良い天気になり、その光を受けた雨上がりのブナ林は何とも美しい光景だった。途中のエメラルドグル―ンの水をたたえた神秘的な石沼を見送り、ゆるやかに長いブナ林を下るとツブ沼コース登山口の車道に出た。
   
8/5         中沼コースより樹林の中を行く                     この先に中沼がたたずんでいる
 
 季節の花々に彩られた中沼
      
             エゾアジサイ                イワイチョウ               ミヤマカラマツ
   
満開の トウゲブキ、タチギボウシの中を行く  ツブ沼コース、銀名水への分岐
   
 銀名水の標識手前に沢がある  銀名水避難小屋階段の手前に水が引いてある
   
 8/6      夜通し強風がうなりを上げていた              朝我らだけの快適な一夜を過ごした小屋で朝食タイム
   
 身支度を整え小屋を後にする 遠くからの避難小屋は 箱庭のよう
 
 雪煙りをあげる雪渓
    
          ミヤマツボスミレ                リュウキンカ                   ウゴアザミ
   
 風雨が強く姥石平への手前でバックする事に  強風にさらされやれやれのメンバー達
     
     ハクサンシャジン          ミヤマキンポウゲ            ツブ沼への分岐の湿原に咲くサンカヨウ
   
        雨上がりのツブ沼コースのブナ林を行く  神秘的な石沼
 
 石沼の後方奥の焼け石岳方面は相変わらずガスの中
   
 見事なブナ林  ツブ沼登山口