金ピラ山〜デン笠                2013年11月9日
                                                                   地図 大室山
 <コース>

上野原駅9:44― 一古沢バス停(タクシ―)10:07―161号鉄塔10:30―158号鉄塔11:00〜11:10―金山峠への4標識11:30―
金ピラ山12:15〜12:45―デン笠13:20―金山峠13:25〜13:30―古福志バス停14:25〜15:08―上野原駅15:30                                
                                                                    参加者 5名
バスの便が午前、午後とそれぞれ1日に1本ずつなので、午後のバスの便に合せタクシ―利用で遅めに上野原駅を出発した。

のどかな山里のバス停に降り立ちスタートする。畑の中の道を161号送電線鉄塔に向かい次の158号鉄塔まで巡視路を行く。ここから道を分け落葉自然林のを進む。数か所イノシシ除けなどのフェンスが設けられているが開けて通過出来る。

桜井峠の車道に降り立ち、すぐのフェンスをあけフェンス沿いをトラバースすると、金山峠・新大地峠の標識があり3度ほど急登を登ると朽ち果てた祠がある金ピラ山山頂に到着。展望のない寂しげな山頂であったが紅葉した木が彩りを添えている。雑木林のアップ、ダウンを繰り返すと大岩に突き当たるが、左側をトラバースし良いルートに出る。しばらくして木の下の方に付けられていたデン笠の地味な標識を発見し、落ち葉に混ざってドングリが沢山落ちていた。金山峠はすぐに着き、古福志へと下る

昔村人たちが峠道として使っていただろうこの道は緩やかで、落ち葉の積もったふかふかの歩きやすい下りだった。到着した古福志の集落の背後にドーンと金ピラ山が控えていて、秋の山里はゆったりと夕暮れ時を待っていた。「山椒は小粒でぴりりと辛い」にふさわしい山行であった。
     
  一古沢バス停で下車、畑の舗装道路の道に入り赤い鳥居や生け垣の赤い紐に導かれ、送電線161号鉄塔を目指す。 
   
鉄塔のあたりはりんどうの花があちらこちらに咲いていた。タラノ木の花やワラビの穂だも多く春には山菜採りが出来そうだ
   
落葉自然林のルートを気持ちよく進む。
   
 158号鉄塔より前方に三角錐の金ピラ山の全貌とその先の尾根が広がっていた。
   
紅葉した木々の間から目指す金ピラ山が望まれた。桜井峠先のフェンス沿いの標識
   
急登をがんばると、朽ちた祠の屋根だけ残る展望のない金ピラ山の 頂きに到着した。
   
薄暗い山頂あたりに赤く色ずいたモミジがひときわ際立っていた。デン笠山頂標識は木の下に目立たなく取り付けられていた。
   
 石車ならぬどんぐり車に気を付け、デン笠からすぐに金山峠に着いた
   
古福志集落への快適な下り道
   
のどかな集落からの金ピラ山はやわらかな午後の光にてらされていた。