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大雪山 7月6日(日)~9日(水) 地図:層雲峡、白雲岳 | ||
コース 7/6日(日) 羽田発 10:50-旭川空港着12:20- 旭川駅前発(バス) 14:35 - 層雲峡バスターミナル着 16:25 -宿(ホテルノーザンロッジ)着16:30 7/7日(月) 宿発5:40- ゴンドラ発 5:50-リフト黒岳7合目着6:25-朝食後出発7:00 -黒岳山頂 9:45~10:10-黒岳石室11:30~11:50-北海沢 13:40- 休憩14:30~14:40(2,067m)-北海岳 14:55- 白雲避難小屋 17:10着 7/8日(火) 白雲避難小屋 5:50発-緑岳分岐 緑岳往復6:35~6:55-小泉岳 8:05~8:25 -赤岳 9:05~9:15-奥の平 10:15~10:25- コマクサ平 10:50~11:10 (昼食) - 銀泉台 13:15着 銀泉台15:30発バス-層雲峡16:30着~ホテル16:40着 7/9(水) 層雲峡7:45バス 旭川駅10:35 旭川駅11:25発バス~旭川空港12:05着 -旭川空港13:05発~羽田空港14:50着 参加者(5名) |
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釜口邑江確認→ 高山植物リスト 歩行ルート(GPSによる) |
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7月7日 垂直ルート 7月8日 | ||
7月7日((月) 花の大雪山、その名にふさわしい見事な花、花の連続でした。今回は植物に詳しい会長のKさんの同行とあって、 黒岳リフト終点から歩きだし、このへんに”ウズラバハくサンチドリ”があるはず、葉に薄紫色の斑点があるものでなかなか見られないから是非見つけようと言われ、頭にとどめながら歩いた。 しばらくするとKさんが待っていてくれて、指さす先にはまさにその花があった。さすがです。黒岳東斜面は色とりどりのお花たちが咲き乱れ、一番美しい瞬間を迎えています。 ミヤマキンポウゲ、カラマツソウ、、ハクサンチドリ、クロユリ、ミネズオウなどなど。 花の美しさに目を奪われ、しばしばカメラを向けて、久しぶりの荷物の重さもあって黒岳山頂にはコースタイムを大幅に上回ってしまった。 黒岳石室を過ぎると雪渓が現れ、登山道の両脇にはエゾツガザクラ、チングルマ、エゾコザクラ、コマクサ等々、種類と言い群生といい、花々は波打つように咲き誇り、それもちょうど見ごろを迎えてこれ以上の恵まれた機会はめったに出会えない。ついつい時間を使いすぎ、避難小屋到着の時間が危ぶまれてきた。Kさんから少し急がないとと言われて北海岳あたりからは、カメラを仕舞い込んで避難小屋へと急いだ。到着は17:10分。管理人さんからはつい「遅いです」と言われてしまいました。 7月8日(火) 白雲避難小屋を5:50発、緑岳への途中にウルップソウ、チョウノスケソウ、出てきました。ウルップソウは少し遅かったようですが、探せばまだ見ごろの株がありました。チョウノスケソウは見事でした。これほどの群落をみたのは初めてです。今日は銀泉台のバス15:30発に間に合うように時間をチェックしながら歩きました。所々に雪渓があって、急な所もあり、アイゼンは使わずに10を超える雪渓を何とか緊張しながら歩きました。 コマクサ平ではその名の通りコマクサをはじめとする高山植物に包まれるハイキングスポットで、銀泉台からの日帰りコースとするツアーもあるようです。その方が荷物も軽くて楽なような気がしました。 いずれにしても、黒岳からの避難小屋泊まりの縦走は、古希を超えた者にとってはかなり過酷な山行であったことは否めません。あと1日位の余裕をもつとか、下の温泉に泊まって日帰り登山にするとかいろいろと無理のないコースを考えるべきかもしれません。 しかし、それにもまして、残雪の多さと、そのすぐそばで咲き出すお花たちの生命力に感動した、心に残る素晴らしい山行のひとつになりました。 |
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チシマノキンバイソウ 黒岳へ ハクサンイチゲ | ||
ウズラバハクサンチドリ(葉っぱに注目) イワヒゲ コマクサ | ||
北鎮岳 イソツツジ エゾノツガザクラ | ||
点在するキバナシャクナゲ チングルマ 黒岳から北海岳へ | ||
エゾノツガザクラ、チングルマ群生する大お花畑 |
イワブクロ いくつもの雪渓をトラバース |
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ウルップソウ チョウノスケソウ 小泉岳へ | ||
なだらかな縦走路 小泉岳山頂 分岐 | ||
遠くに北鎮岳 赤岳山頂にて 長い雪渓 | ||
キバナシャクナゲ エゾコザクラ イソツツジ | ||
いくつめ?の雪渓 コマクサ平で昼食 | ||
コマクサがいっぱい! エゾノツガザクラも 登ってきた山を振り返る | ||