No.16 |
尾瀬撮影山行 10月27日(日)〜10月29日(火) 地図:尾瀬ヶ原、至仏山、燧ケ岳 |
コース
10/27(日) 沼山峠 13:15 昼食 13:55発−16:35 長蔵小屋着
10/28(月) 長蔵小屋発 8:10ー休憩 9:20〜9:35 ー11:30 沼尻着 昼食 12:15発ー休憩13:30〜13:45ー
見晴 14:40〜15:05ー15:45 竜宮小屋着
10/14(火) 竜宮小屋8:50−東電小屋分岐 10:10〜10:15ー山の鼻 11:10〜11:20ー休憩 11:55〜12:00
−鳩待峠 12:35着ーバス 12:40発ー13:10 戸倉着 13:10発ー15:05 上毛高原着
参加者(5名) |
map |
台風27・28号が接近していた。予定を1日延期して、天気予報晴マークを確認して出かけた。
10/27
東京を出た時は久しぶりの晴天だった。会津高原尾瀬口に着いたときは雲が厚くたれこみ、バスに乗ってしばらくし
たら雨が降り出した。車窓からは見事な紅葉が見られ、降りて撮影したいくらいの紅葉真っ盛りだった。沼山峠休憩所
に着くと雨が霙に変わり、周辺は雪景色になっていた。この時期に何度か訪れているが、このような状況は初めてだっ た。滑り止めをつけるか思案したが、1人だけつけて様子を見ることにした。霧氷やナナカマドが雪を冠してきれいだっ た。紅葉と雪景色を撮影しながら長蔵小屋に16:35に着いた。
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沼山峠から尾瀬沼へ |
雪と紅葉 |
雪を冠したナナカマド |
雪の木道を行く 滑らないように気をつけて |
ダケカンバ黄葉 |
尾瀬沼の貴婦人 |
10/28
今日は前日の雪に代わって晴れ間が広がり、朝食前に小屋前の尾瀬沼に映る燧ケ岳を撮影した。うっすらと雪を
冠して、朝日に輝く燧ケ岳は荘厳だった。朝食後、道は長くて木道は滑りやすいが写真になるコースだと小屋の
方にも勧められた三平下方面のコースをとった。尾瀬沼に映る燧ケ岳を眺めながら、それぞれ被写体を探してカメラ
に収めた。 |
黎明の燧ケ岳 |
尾瀬沼 |
早朝、霧湧く尾瀬ヶ原 |
10/29
今日も天気がよく、朝食前に朝焼けの至仏山の写真を撮りに小屋の前周辺でカメラを構えてシャッターチャンスを待
った。地塘に映る至仏山をカメラに収めた。小屋に戻る途中、木道で滑り転倒して左肩を怪我をするという事故が起き た。様子を見て歩行が厳しそうだったのでヘリを呼んでもらい現地の病院で診察して骨折と診断された。木道は平坦で つい緊張感が薄れるが、この時期の木道は霜が降りて滑りやすくなっているということに十分に注意することが必要だ と改めて認識させられた。ヘリで降りた2人以外は、尾瀬ヶ原を縦断して鳩待峠に出た。
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早朝、池糖に映る至仏山 |
草もみじとうっすら冠雪の至仏山 この時期としては稀かな? |
前日の雪はすっかり融けた燧ケ岳 |
ヒロハツリバナ |
尾瀬ヶ原はいつ行ってもいろいろな表情を見せてくれる。ミズバショウ、ニッコウキスゲ、ヒツジグサ等の多くの花々
が咲く時期、紅葉のころ、燧ケ岳、至仏山への登山、多くのハイカーたちで賑わう。
しかし小屋が閉まる直前のこの時期はハイカーたちと出会うことも少なく、静寂の尾瀬が佇んでいた。写真愛好家に
とって何度も通いたくなるのもこうした豊かな表情があるからでしょう。
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集合写真 |
長蔵小屋前にて |
燧ケ岳をバックに |
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