備 前 楯 山

 2015年5月9日(土) 曇り時々雨

地図  足尾

参加者  8名

 <コース>

間藤駅10:27〜10:40―古河橋11:05―舟石峠12:30〜12:50―備前楯山13:50〜14:00―舟石峠15:00―銀山平15:30
(タクシ)―通洞駅15:45
 渡良瀬渓谷鉄道の車窓から、瑞々しい新緑におおわれた渓谷美をたっぷりと楽しむうちに終着地の間藤駅に到着した。

この地はかつては足尾銅山で栄えた町だが、今は静かなたたずまいだった。辺りの山々は銅山からの煤煙や有毒ガスの排出と木材の乱伐採で禿山状態になり今も無惨な山肌が目の前に見える。

古河橋より舟石林道に入る。出川沿いの木々のやわらかな緑に映える山ツツジやミツバツツジの花が長い林道歩きに癒され
元気づけられた。

舟石峠から山頂を目指す途中に雨足が強くなったが、山頂に到着した時は一時止んだが、雲が多く展望はあまり良くなかった
山をピンクに染めるアカヤシオツツジの花を目当てにして来たが、遠くにひと株の木を見ただけで他には無く残念であった。

下山後この辺りの山々を良く知った男性登山者によると、以前無惨だった山は保護活動により徐々に植生は回復し、動物達もそこで生息できるまでになって来たそうであるとの事だった。今後の取り組みに応援したい。
   
1両編成の渡良瀬渓谷鉄道終点間藤駅は静かな駅だった  古い町並みを行く
   
かつての足尾銅山を支えた鉄橋と会社の建物が遺蹟として残されている 
   
足尾銅山の案内板を見ながら進む 
   
舟石林道を彩るヤマツツジが新緑に映え美しい
   
 スミレ  案内板
   
 舟石峠からの眺め  山頂へ向かう分岐
   
山頂へ向かう途中雨がひどくなった  厚い雲に覆われた山頂
   
備前楯山山頂にて 
 
 ミツバツツジ
  
 シロヤシオ
 
 ヤマツツジ
   
 山裾の新緑  ズミの木