白谷林道〜権次入峠



                                 2014年9月27日 (晴れ)
                                                                   地図  原市場
<コース>
飯能駅(バス)8:55―さわらびの湯バス停9:45〜10:00―白谷林道登山口10:25―藤懸の滝11:00―白孔雀の滝11:30―林道
12:20―岩茸石12:45―権次入峠13:10〜13:35―岩茸石13:50―林道15:25―さわらびの湯バス停16:00〜16:25―飯能駅17:10

                                                                   参加者 7名
 さわらびの湯バス停より有馬ダムへと進み、名栗湖を右手に見ながら湖畔沿いを行くと白谷沢の登山口に着く。何組もの若いハイカーグループで賑わっていた。ファッショナブルないでたちの山ガールに混ざって、沢沿いの登山道を行く。

しばらく行くと藤懸の滝に着く。この辺りの6月頃はイワタバコやコアジサイの花々が白谷沢の沢筋に咲きそろい、目を楽しませてくれるそうだ。沢を渡り返しながら行くと白谷沢最大の白孔雀の滝に着く。これより先は沢を離れた登山道となり進んで行くと林道に出た。小広いこの場所では多くのハイカーが休憩していた。

ここを横切ってしばらく急な登りを頑張り、岩茸石へと向った。そこからあとひと登りで権次入峠に到着した。これより往復約30分程で棒ノ折山であるが、今回はここでしばらく休憩後、滝ノ平尾根へと下山した。下まで長く続く木の根の張った急な下山路にはいささか閉口であった。

丁度この日、御嶽山の噴火のニュースがメンバーの家族からのメールで知り、多くの犠牲者が出たもようであった。まったく他人事ではなく、心より犠牲者の方々のご冥福をお祈り致します。
   
 名栗湖畔の白谷沢登山口から出発。沢の音を聞きながら、いくつかの小さな滝を過ぎると、三段に分かれた藤懸ノ滝に着く。
 ◆ 沢の周辺に咲く花々
    
         ツリフネソウ                    セキヤノアキチョウジ              オオヤマハコベ
 

ツルデンダ

( 軸先から子株を殖して群生するシダ )
 
 藤懸ノ滝の沢を渡り返すとゴルジュ帯になり、慎重に進む。
   
 ゴルジュの奥に鎖が付いた登りを上がると、白谷沢最大の白孔雀の滝の頭に着く。
   
 白孔雀の滝の頭より次第に水は少なくなり、沢は次第に小さくなる。途中ノコンギクの花達が登山道を飾っていた。
   
 小広い林道に出ると、これより先は急登になり、ひと頑張りで岩茸石に着く。またこの先もうひと頑張りで目指す権次入峠へと
 ◆峠に向かう途中で出会った花々
  
        カシワバハグマ                 オクモミジハグマ                     トリカブト                                
   
 峠より名栗方面の展望が開け、ここから黒山を通り小沢峠、岩茸石山を経て高水三山へ行く事もできる。
   
 下山は滝ノ平尾根を下る。はじめは快適な下りだったが次第に木の根の張った急な下りがしばらく続き、途中開けたところから、奥武蔵の山々の展望が開けたが、また再び木の根の急降下が下山口まで続いた。
 ◆下山路で出会った花々
          
            オトコヨウゾメ (実)                  ホトトギス               オオバショウマ