上恩方(観察)                    2013年4月25日(日)
          晴れ
地図:五日市
   
   静かに春を迎えた上恩方に
観察山行に出かけた。
春めく山々に囲まれ、それを
眺めるだけでも幸せな気分

植物たちはこの時期成長が
著しい。歩く傍からいつもと
違った芽吹きの
木々たちが「私は誰でしょう?
と問いかけてくる

沢山のブナに囲まれた龍蔵
神社が印象的でした。
ニリンソウ、イチリンソウ、ヤマ
ルリソウ・・嬉しい一日でした。
 コース

高尾駅−関場バス停−
8:34     9:01
盆堀林道分岐−龍蔵
11:20     12:20-
神社−住吉神社−盆堀
13:00  13:50
林道分岐−関場バス停
14:20  15:00-15:31
−高尾駅
  16:00

参加者:8名
  歩き始めてすぐいろいろな花がお出迎え    
   
  サトザクラがまだきれい
  やわらかく多種多様なみどり色の妙・・春です
  ミカン科

コクサギは雌雄異株
雌木の花がもう実になりそう・・
  アジサイ科

ヒメウツギがネットから
顔を出しています
ユキノシタ科からアジサイ科へ  
  バラ科

今年もまた ウワミズザクラに
会えました。一度は見たい花
です
     
  クルミ科

オニグルミの雌花が目立ち
まます
雄花は長い穂となり前年の
枝から垂れている
  ムクロジ科

チドリノキが沢山花をつけて
います
雄木?雌木でしょうか?
これでもカエデの仲間です
   シソ科

キランソウが地面にべたっと
へばりついています。地獄
の釜の蓋との別名があります
  ミカン科

マツカゼソウ?葉の展開が
興味深い

   イラクサ科

地味になりがちなカテンソウ
実はとてもキュートで目を見
張ります。これは雄花でひと
つひとつ腕を伸ばすようにし
ながら花粉を飛ばしている
ところです
   ムラサキ科

ヤマルリソウがお目見え
湿り気がある所に多い
全体に毛があります
へら形の葉を四方に広げ
ています

   キンポウゲ科

ニリンソウの群生
花が2個つくからニリンソウ
でも1個も3個もあります
   ケシ科

クサノオウ
人家の付近で多く見かけます
葉の裏は白っぽい
粗毛の多さも記憶に残る
   ウマノスズクサ科

フタバアオイ
葉を持ち上げると葉柄の
基部に花
慎ましく健気?
   
ブナ科  やわらかい新葉のブナ 風情ある龍蔵神社、ブナに守られているようです 
 

他に観察したもの
ヤブニンジン、ミヤマキケマン、カスマグサ、クサボケ、セントウソウ、クサイチゴ、ヤマネコノメソウ、トウゴクサバノオ、ツルカノコソウ、シュンラン、チゴユリ、ミツデカエデ、セリバヒエンソウ、サルトリイバラ、イヌシデ、スズメノヤリ、ムラサキケマン、イワタバコ、クマワラビ、キヨタキシダ、ハカタシダ、ベニシダ、ゼンマイ、イヌシダ、イヌワラビ、コバノヒノキシダ、クマワラビ、フモトシダ、オクマワラビなど
   カバノキ科

サワシバの果穂が垂れて
いる

   キンポウゲ科

優雅なイチリンソウ
裏から見えるうす紅色が
なんとも云えずステキ
ニリンソウより大きく、葉は
切れ込んでいる
   ムラサキ科

ヤマルリソウ
花のない冬でもその大き
な葉をロゼット状に広げ
存在を主張している
       
 シュロソウ科 エンレイソウ  キンポウゲ科 イチリンソウ ムラサキ科 ヤマルリソウ   ヤマルリソウ
       
ナデシコ科  ミヤマハコベ  イワヒバ科 クラマゴケ  ツツジ科 ヤマツツジ レンプクソウ科 オトコヨウゾメの蕾